私は趣味でサッカーをしています。
小学生の頃から、社会人となった現在に至るまでサッカーを続けてきました。
「日焼けをすると疲労する」という体感に気づいたのは、大学生の頃でした。
とはいえ大学生です。練習前や試合前に、マネジャー陣が日焼け止めを塗る傍らで、
バリバリの選手も一緒になって日焼け止めを塗りたくるわけにはいきませんでした。
身体は暑さにやられ、肌は射るような日射しにやられ、夏場の活動は過酷そのものでした。
「日焼け止めさえ塗れれば…」という思いを抱えたまま、学生時代の活動を終えました。
やがて就職活動を経て社会人となり、本業を抱えつつも趣味という形でピッチに帰ってきました。
社会人サッカーにマネージャーがいることは珍しく、たとえマネージャーがいたとしても、
それは選手の奥さんや彼女であったりすることが主なので、見栄やカッコを付ける相手ではありません。
またチームには、様々な年代の方々がいるので、学生時代の冷やかしの様なノリも存在しません。
私は、社会人チームでの初めての夏場の活動時に、喜び勇んで顔を中心として首筋、腕と日焼け止めを塗りたくりました。
「これで日焼けに起因する疲労、肌の老化とはおさらばだ…」そんな期待を抱いて練習が始まりました。
するとどうでしょう。汗と一体となった日焼け止め液が、拭っても拭っても目元に流れ込んできます。
視界はぼやけ、目にしみた液は痛みを伴っています。視界が悪いようでは、プレーもままなりません。
たまらず水道で、顔に塗った全ての日焼け止めを落としました。
それっきり、サッカーをする際に日焼け止めを使用することはありません。
まだまだ、趣味と肌を天秤にかけても趣味が勝つような年代です。
日焼けによる疲労はしょうがないと割り切っても、肌の老化、シミの出現に怯える日々です…